「YocC'sキッチン」ゲーム(実況)ブログ

自身のゲーム実況活動を始め、日々プレイしているゲームの進捗や思ったことなどを徒然なるままに書き散らしていきます。

スマホでVR体験してみました

 まさか最初の記事がこれになるとは。他に書きたいことがあったけど日記としてどうしても記しておきたい衝動に駆られてしまってな……。

 

 というわけで、スマホでVR(Virtual Reality)体験してみました。

 

 先日のE3で盛り上がったソニーのPSVR、PC向けハイエンドHMD(ヘッドマウントディスプレイ)のOculus RiftやHTC Viveなど――今まさにゲーム業界を始め3D映像分野の最前線を突っ走っているVRですが、様々なVR機器が出揃い始めた今年2016年はVR元年と言われています。

 

 何年か前にフルダイブ型VRMMOゲームの世界を描く小説SAO(ソードアート・オンライン)が大ヒットしたのは記憶に新しいと思います。フルダイブ型VRとは、ざっくりいえば今まで画面の中だけだったゲームに自身の意識諸共入り込めるゲームシステムです。ゲームの中の出来事をまるで現実のように五感をもって体感出来るんですね。もっとざっくり言えば「2次元に行ける」。未来の技術として期待されるのも納得です。

 今年3月、IBMとのコラボでSAOアルファテストなるものが実施されました。いつか成されるであろうSAOの様な世界の実現、その「いつか」の未来が目に見えて近づいて来ている事を実感させた2016年、まさにVR元年。躍進の年と言えるでしょう。

 

 さて前置きはこのくらいにして、この空想とも言える未来技術の一端に手軽に触れられる「スマホVR」をこの度、買いました。

 

 正直、PSVRもそうですけど、主流のハイエンドVRってお高いじゃないですか。

 そんなアナタにとでも言わんばかりにお手頃なお値段で提供されているのがスマホVRなんです。

 これがアホみたいに安い。

 某家電店の店頭で見てみてびっくり。1500円("゚д゚)

 

 安いやんけ! というわけで俺が買ったのがこれです。↓

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 VR 3D GOGGLE

 メーカーがよく分からんのですが、ある程度のインチ数のスマホまで対応していてヘッドマウント型(ここまで安いとヘッドバンドが無いのも多い)なのでこりゃヤバイなと。

 ホワイトの他に5色くらいあったと思います。

 

 で、衝動買いしました。

 

 誰でもスマホでVR見られんのけ、という疑問はありましたが問題なし。

 これ買ってから気づいたんですけど、YouTubeアプリで360°見渡せる動画が何本も出ていたり、VR用のアプリも少数ながら出ていたりなど、結構スマホにもVRって進出してるんですね。ディスカバリーチャンネルも対応版出てます。

 

 で、実際の見え方はこちら。YouTubeの動画です。

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 こうしてみると何やこれって感じですが、これがゴーグルを通すことで1つの映像に見えるわけです。シロクマ近い! スマホの加速度センサーに対応しているので、頭を動かすと視点が追従していきます。すべてを見渡せます。空も、足元も。

 実際のところ、体感してみると分かります。これすげぇです。 

 

 ちなみにYouTube動画が、VRではありませんがHMD感覚で見られます。全動画ですよ。右下の設定を選ぶとゴーグルみたいなマークがあります。これで疑似大画面での視聴ができるわけです。ヘッドホンも付けて公式ライブ映像とか見ると迫力違いますよ。

 

 そのうちVR対応のアプリゲームも出てくるのではないでしょうか。というかもう、リリース予定のゲームがあるみたいです。ゲームライフが潤いますねぇこりゃ。楽しみです。

 1500円という安い投資でこの体験が出来る訳ですから、マジオススメです。

 

 で、実際安すぎてどうなの? ってところはあると思います。ハイエンドの存在って何なのかと。

 スマホVRにも1万を越える機器は存在します。それは勿論性能がいいから高いわけなのですが、具体的にはどうなのか。

 

 実際に買ったわけじゃないんですが、やはり一番大きいのは視野角の違いでしょうね。

 安物だと視野角90°、サムスンのギャラクシー専用スマホVR「Gear VR」は96°(勿論専用機だけあって機能満載)、PC用ハイエンドのOculus Riftは100°らしいです。

 テレビ視聴=視野角45°、映画視聴=視野角90°と言えばわかりやすいでしょうか。ハイエンドは映画館を越えます。

 もっとも、PC用のVRはスマホVRにはない「前後移動」を始め大本の性能が違い過ぎているので、ここではあくまで視野角のみを比較しています、あしからず。

 

 次点でレンズの違いなんかもネットを見ているとよく挙げられています。

 ここで俺が注目したいのは、ピント、つまり焦点距離の違い。一般的な人なら安物VRでも問題なく見られると思うんですが、俺の様な極度の「近視」持ちですと辛いところがあります。

 実際、これ裸眼だとボヤけててよく見えません。自分、目から拳1個分くらいの距離にあるスマホの画面がよく見えないくらいの視力なんですよ。左右共に0.04だったと思います。

 コンタクトレンズを使えば? と言いたいところなのですが、近視なのでピントが合わない。(ノ∀`)アチャー

 じゃあどうやって見たんだお前、って言われると思いますが、無理やり目の方でピントを合わせて見ました。

 なので疲れる疲れる。あと4,5cmくらい離れてれば無理せずピントが合うと思うんですけどね。

 

 勿論、俺が買ったこのスマホVRではレンズの焦点距離(と左右の瞳孔感距離)の調節は可能です。しかし俺の視力じゃキャパオーバーでした。高いものならいけるんでしょうか。例えるならカメラとルーペくらい違うらしいので気にはなってます。

 

 ともかく、極度の近視持ちで無い方には安物でもオススメです!

 

 あと、どなたか近視でも問題なく見られるVR機を教えて下さい。右-9.00左-8.50です。(切実)

 

以上! 2016.6.16